2014年12月初旬
2014年の年末から2014年初頭にかけて、東京の寒い冬をどう過すか、思案した。昔なら東南アジアのどこかに行くところだが、最近は海外に行くのが、ちょっと億劫になってきた。
そこで、今回は沖縄の那覇で過ごすことを考えた。
沖縄の冬は、東京で最も過ごしやすい10月と同じ気温
なにしろ、冬の沖縄は、東京のような厳しい寒さがない。
沖縄・那覇市の平均気温の推移を気象庁の気象データで見ると、12月は約17度、1月は約18度、2月は約20度。東京で言えば、ちょうど10月ごろの陽気。
沖縄の冬は、那覇市の場合、暖かい日はTシャツ一枚でも過ごせる。寒い日は上着がないとちょっと厳しい。
つまり沖縄の冬は、東京で言えば、寒くもなく、暑くもなく、年間を通じて最も過ごしやすい気候と同じなのだ。
もちろん、夏の沖縄に比べれば、冬の沖縄は魅力に欠ける。南国の沖縄と言えども、さすがに11月を過ぎると泳ぐには寒すぎる。
ウェットスーツを来てダイビングするなら話しは別だが、普通、沖縄の遊泳期間は、例年3月から10月までぐらい。
ダイバーでない限り、マリン関連のアクティビティは何もできない。
とは言うものの、沖縄には、年間を通して本土にはない魅力がある。町の作りからして違う。独特の建物、沖縄の食べ物、毎日の人々の暮らし、そして沖縄の芸能は年間を通して楽しむことができる。
沖縄ロングステイにかかる予算
沖縄へのアクセスは、東京から飛行機で、たったの3時間(帰りは約2時間)。しかも、格安航空会社(LCC)を上手に使えば、片道5000円ほどで沖縄に行くことができる。
宿代は、さすがに東南アジア各国と比べると、かなり割高。沖縄にも沢山のバックパッカー向けゲストハウスがあるが、AgodaやBooking.comで安いゲストハウスを探しても、一泊2000円~3000円ぐらいが相場。
ネットで探しても、ドミトリーに素泊まりで1200円ぐらいが最安値。つまり、一ヶ月の宿代だけで5、6万円はかかってしまう。
ところが、マンスリーで滞在を申し込むと、一月3万円代の費用で滞在できるゲストハウスがそこそこある。
実際に沖縄に滞在して自分の足で歩いてみると、ネットには載っていない安宿もある。
また、顔見知りとなって長期間滞在の交渉をしてみると、一ヶ月4万円で個室を借りることができたりする。
食費は、外食すれば東京の2/3が目安。共同キッチンを使えるゲストハウスなら、さらに食費を浮かすことができる。
そこで、2013年12月初旬、沖縄にプチ・ロングステイすることを決めて準備を始めた。
沖縄・那覇市に就航している格安航空会社
日本各地から沖縄・那覇に就航している航空会社は以下の通り。
- 日本航空 (JL)
- 全日空 (NH)
- ジェットスター・ジャパン (GK)
- バニラエア (JW)
- ピーチ・アヴィエーション / Peach (MM)
- スカイマーク (BC)
- ソラシドエア (6J)
- 日本トランスオーシャン航空 (NU)
- スターフライヤー
- 琉球エアコミューター (RAC)
沖縄 那覇行きの便がある航空会社 – スカイスキャナー
この内、東京(羽田&成田)から沖縄への便がある日本の航空会社は以下の通り。
- 日本航空
- 全日空
- ジェットスター・ジャパン
- ピーチ・アヴィエーション
- バニラエア
東京発⇒沖縄 那覇行きの格安航空券・飛行機・LCCの検索
ジェットスター・ジャパン利用のメリット
各社の航空運賃を比較してみると、ジェットスター・ジャパンが一番、安かった。12月14日(日)のお昼すぎ、ジェットスターの公式サイトで、成田-沖縄線の往復航空券の予約を入れた。
ジェットスター・ジャパン GK303便
成田国際空港 第2ターミナル発 2014年12月21日(日)午前7:40
那覇空港 国内線旅客ターミナルビル着 2014年12月21日 (日)午前10:50
飛行時間 3時間10分
往復総額 1万4840円(税込)
往復総額1万4840円(税込)の内訳は、航空運賃が1万3980円、支払い手数料が860円。
ジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan)GK303便の使用機材はAirbus A320。
ジェットスター・ジャパンには、航空運賃の安さに加えて、別のメリットもある。
格安航空会社のピーチ、バニラ、スカイマークの便が那覇空港に発着する際は、到着ターミナルから、かなり離れた場所となる。
飛行機が那覇空港に到着して降りてから、あるいは那覇空港で飛行機に乗る際、かなりの距離を歩かなければならない。
一方、ジェットスター・ジャパンは、日本航空や全日空と同様、到着ターミナルビルの近くから発着近いという利便性がある。
ジェットスター・ジャパン利用のデメリット
ただし、ジェットスター・ジャパンにはデメリットもある。成田空港から那覇空港に向けて、成田を早朝の7時40分に出発する運航スケジュール。
東京郊外に住む者にとっては、始発を利用しても間に合わない。つまり空港泊となる。
出発する日の前日、つまり12月20日の夜に成田国際空港に行き、空港で時間を潰さなければならない。
その他、もろもろ準備
楽天トラベルで「東京シャトル」の予約
12月16日(火)、楽天トラベルで東京駅⇒成田国際空港の高速バス「東京シャトル」の予約を入れた。
楽天トラベルを見ると、深夜の01:30に東京駅八重洲北口を出発するバスは、既に座席無し。
深夜02:10に東京駅八重洲北口を出発し、03:35に成田第2ターミナル南着の便に座席があった。
東京シャトル 東京駅~成田空港線 KU003便
02:10発 東京駅八重洲北口
03:35着 成田第2南
座席番号:1号車 15
「東京シャトル」は、通常料金が片道1000円。深夜・早朝便の料金は2000円。だが、事前予約を入れると、深夜・早朝便も片道たったの900円だ。
東京の郊外に住む自分にとって、成田国際空港まで一番安く移動する方法は、やはり東京シャトルで決まりだ。
留守の間、郵便物を郵便局に留置き
12月17日(水)晴れ
郵便局に行き、自宅を留守の間、郵便局に郵便物を留置きする続きを行う。窓口で、留置きは一ヶ月だけしかできないと言われる。
交渉すると、「一ヶ月の留置き」の申請を2枚出すことで、合計2ヶ月間、留置きできた。
12月18日(木)晴れ
スマホのUSB充電ケーブルが断線しそうになっているため、アマゾンで購入。沖縄に出発する日までに確実に届くか微妙のため、那覇市にあるローソンに配送してもらう形で注文した。
受け取り場所を、日本全国各地にあるコンビニに指定できるのは便利。