バギオ街歩き – キアンガン/バナウェ行きのバス会社、OhayamiとKMS(CODA)の乗り場と時刻表を確認

バギオのYMCAホステルズのドミトリーで一休みした後、夕食がてら街を散策してみる。

明日には、バナウェ、あるいはバナウェ近くの町、キアンガンに移動するつもりなので、バスの乗り場や運行スケジュール・料金の確認もある。

例によって、あまり事前の下調べはしていないが、とにかくバギオの目貫通りがセッションロードで、街の中心部にバーナムパークという公園があることだけは押さえてある。

バギオの目貫通り、セッションロードを歩いてみる

YMCAの玄関を出ると、すぐセッションロードに出る。かなり大きな通りで洒落た店がずらりと並んでいる。

バギオの目貫通り、セッションロード

うーん。なるほど。

自分には、あんまり縁がなさそうな小洒落たショップ、カフェの数々。

ピザとパスタのお店、Don Henricos。

イタリアン・レストラン「Don Henricos」@バギオ、セッションロード

地元では有名なハンバーガーショップらしいArmy Navy。スターバックスもある。

セッションロードにあるハンバーガーショップ、Army Navy

ロビンソン・スーパーマーケットもセッション通りに面してある。

バギオのセッションロードにあるロビンソン・スーパーマーケット

イイ感じの庶民的な中華系レストラン「456 Restarants」

安くて美味しそうな店を求めて、セッションロードを横断して南側を歩くと「456 Restarants」というイイ感じの食堂を見つけた。

バギオのセッションロードにある456レストラン

「456 私房菜」とあるので、庶民的な中華系レストランのようだ。上が「456 Holtel」というホテルになっている

レストランとはいっても、作りおきしてある料理の中から自分が食べたい料理をチョイスするスタイルなので、フィリピンの簡易食堂・カレンデリアのようなもの。

でも、料理の種類が豊富で、店の作りも一応レストランぽくなっている。ちゃんとセキュリティ・ガードマンもいる。

456レストランは、ベーカリーとまではいかないが、パンなども売っている。

Sinigang Na Banns(56ペソ)と、エビと野菜のなんちゃら(レシートには「Other」とあった。56ペソ)に、ライス(18ペソ)。さらに水1リットル(36ペソ)。合計166ペソの夕食。

ここでも、レストランのガードマンとギャグの応酬で楽しく夕食を取ることができた。

「ピストルもっているのー? 見せてー!」とお願いすると、「これはピストルじゃなくて、リボルバーだぜ!」とチラッと見せてくれる。さすがに触らせてくれはしなかった(笑)。

やっぱりフィリピンは楽しい。

バナウェ/キアンガン行きのバスターミナルを求めて

夕食後、バナウェかキアンガン行きのバスチケットを購入することにする。

警備員が教えてくれた方向をえんえんと歩くが……警備員のいった道……恐らく違う(泣)。

さらに別の人に聞いても、みーんな道が違う! という定番泥沼迷走モードに突入(号泣)。道を知らないなら知らないと、言ってくれると助かるんだが……。

バギオのパブリック・マーケットの方まで来てしまった。恐らく、全然、違う方向だよ、これ!

バギオ・パブリック・マーケット

付近の路地を入った所にあった米屋の女性に道を聞くと、これがめちゃめちゃ親切。

「バナウェ行きのバスは、リサール公園の近くよ」と教えてくれる。どうも口ぶりからして確かな感じ。

そこで、「リサール公園はどこ?」とスマホでグーグルマップ見せると、

「ワタシにやらせて」と言うので、スマホを英語表示に設定してから渡すと、ササッとグーグルマップで検索してくれた。

だが、しかし。スマホ画面に表示されたのは、マニラにある「リサール公園」。

一同、大爆笑。

こんなことやっている場合ではない!

すると、近くに警察署があるから、そこで聞けばいいという。今度は店の少年が「ほれ、案内してやっから付いて来な」てな感じで警察署というか、とにかくポリスがいる交番のような所へと案内してくれた。

案内してくれた兄ちゃんは、「じゃね」とスタスタ帰っていく。うーむ。実に粋というか親切。

ポリスに「バナウエかキアンガンに行きたいので、バスターミナルを探している」と伝えると、

「ヴァンか? それともバスか?」と聞き返してくる。

「どっちが安いの?」と聞くと、「そりゃバスだな」との返事。

バナウェ行きのヴァンのターミナルは、この近く。バナウェ行きのバスターミナルは、リサール公園の近くにあると言う。

ひょっとしてこれかな? グーグルマップで「Ohayami Terminal」というバスターミナルを見つけたので、それを見せると、

「そう、そこだよ!」

バギオからバナウェ行きバスが運行している「オハヤミ・ターミナル」(Ohayami Terminal)

たっぷり1時間近くは迷ったが、親切な地元民に助けられて、ようやくリサール公園近くの「オハヤミ・ターミナル」を探し当てた。

それぐらい、ちゃんと事前に調べておけよ! 

っていう話だが、いつもいつも事前調べばかりじゃつまらんからね。

「オハヤミ・ターミナル」(Ohayami Terminal)のチケットブース

バスターミナルとはいっても、本当に小じんまりとした所。小屋のようなチケットブースで、バスの運行スケジュールと料金を確認。

バギオからバナウェ行きのバスは、毎夜9時に出発。料金は450ペソ。

「オハヤミ・トランス」(Ohayami Trans)のバスはキアンガンには行かないそうな。キアンガンに行くなら、近くにあるKMS Linesというバス会社が運行していると親切に教えてくれる。

バギオからバナウェ&キアンガン行きバスを運行しているKMS Lines

そこで、「オハヤミ・ターミナル」(Ohayami Terminal)から100メートルほどの距離を歩くと、KMS Linesのターミナルがあった。

「オハヤミ・ターミナル」(Ohayami Terminal)同様、とても小じんまりとしたバスターミナルだ。

KMSのチケットブース

KMS Linesのバスは、キアンガンに行くバスとバナウェに行くバスを運行。

スケジュールはバナウェ行きのバスは毎夜9時30分に出発。

キアンガン行きのバスは毎夜9時に出発。料金は430ペソ。

KMS(CODA)の時刻表

ちなみに、「KMS Lines」は「CODA LINE」と表記されることもあり、どちらも同じバスだと説明される。

うーん。どうっすかな? 明日のお昼頃までにバナウェ行きか、キアンガン行きかを決めて、チケットを購入することにした。

後記
翌日、実際にキアンガン行きのバスに乗車すると、キアンガン近くで小型バスに乗り換え有り。

KMS Lines(CODA)のバスターミナルの近くに、何やらモニュメントがライトアップされている。

これが、バギオのリサール公園か。

バギオのリサール公園

帰りもセッションロードをある得、セッションロードに面した路地にも洒落たカフェやショップが点在している気配。

夜もたけなわ。アコギのライブ演奏をしているカフェなどを覗いた後、さすがに疲れたので、宿に戻ることにする。

バギオを訪れるのは初めてのことだが、とにかく坂が多い街だ。でも、涼しいので歩きやすい。むしろ街歩きが楽しくなってくる。

気候は過ごしやすいし、地元の人たちは親切。街の建物はかなり古ぼけて煤けていたりするが、それも味のうち。バギオ、結構、お気に入りの街になりそう。

そんな予感を覚えつつ、今日のミッションは全て終わったので、YMCAの大部屋ドミトリーに戻った。

帰り道のセッションロードで購入したタコスというかケバブ(一つ45ペソ)に齧りつくと、これが美味しい!

セッションロードで購入したケバブ

バナウェ行きバス会社の公式サイト

後記
バス会社、オハヤミ・トランス(Ohayami Terminal)の公式サイトがちゃんとあった。
Ohayami Trans

バギオの地図

宿に戻り、スマホで改めて地図で確認してみる。

バギオのYMCA、セッションロードや、Ohayami TerminalとKMS(CODA)のバスターミナルの位置関係はこんな感じになっていた。

Porta Vaga Mall, Upper Session Rd.,, Baguio, 2600 Benguet, フィリピン

Session Rd, Baguio, Benguet, フィリピン

Magsaysay Ave, Baguio, 2600 Benguet, フィリピン

Otek St, Baguio, 2600 Benguet, フィリピン

フィリピン 〒2602 ベンゲット バギオ

Gov. Pack Rd, Baguio, Benguet, フィリピン

Post Office Loop, Baguio, Benguet, フィリピン

2016年7月7日(木)の日記より構成