2016年7月7日(木)夕方
バギオにあるビクトリーライナーのバスターミナルからYMCAまでグーグルマップを頼りに歩き出す。
バギオに関しては、例によってあまり下調べしていなかったが、バギオの宿は全体的に高め。
AgodaやBooking.comなどのオンラインホテル予約サイトを見ても、安宿で一泊600ペソ、800ペソが普通のようだ。
こりゃ高すぎ! かなわんよ!
バギオは、いっそ素通りするか? とも思っていたのだが、YMCAのドミトリーが格安という話を耳にしたのだ。
バスターミナルから坂道を歩くと、YMCAの建物がすぐに見つかった。
バギオのYMCAホステルにチェックイン
予想していたより、りっぱな建物。ドーンと「YMCA」という文字が大きな建物に表示されている。
建物の左側の赤くなった所にも「YMCA」と表示されてあり、そこがYMAの入り口になっていた。
入り口にガードマンにYMCAに泊まりたいんだけど、と言うと階段下に受付があると、教えてくれる。
受付でドミトリーに泊まりたい旨を告げると、すんなりチェックイン。
一泊385ペソなり。
外に出かけるとときは、玄関にいるセキュリティ鍵を預けるよう言われる。ナルホド。
バスケットボールのコートの階下にある大部屋ドミトリー
宿帳にサインすると、洗濯したシーツとマクラカバーを手にしたスタッフが、地下の階段へと案内してくれた。
受付のさらに下の階は、バスケットボールコートがある体育館になっている。空手の練習かな? でもテコンドーかもしれない。
体育館を横目にさらに階段を降りると、ドミトリー部屋があった。ちょうど体育館の下になる。
おおっ! こんな感じなのか!
数えてみると、15のベッドが並んだ大部屋。しかも、誰も利用していない。
ん? オレ一人? 今夜は大部屋を完全に一人占めだぁ!!!
YMCAの大部屋ドミトリーのトイレ、シャワーなどの施設設備をチェック
施設・設備をチェックすると、水洗トイレ、シャワールが4基、洗面台もある。バックパッカーにとっては十分清潔。
しかも、シャワーは、ちゃんと温水が出る!
早速、ドロドロになった体を温水シャワーでリフレッシュした。トイレ&シャワーは十分に清潔だが、匂いは多少、気になったかな。
大部屋の片隅には、小さめの液晶テレビと扇風機が設置されていた。
扇風機は、これ以外にも数機、置いてあり、当然、エアコンは無し。
でも、約1500メートルの高地にあるバギオでは、朝晩は、長袖を着ないと冷えるぐらいと聞いていたので、エアコンがなくても大丈夫だろう。
机は小さな一個あるのみ、というはちょっと不満だが、しょうがない。
自分が使わなかったが、ドミトリーだけにロッカーもある。
絶好のロケーションにあるバギオのYMCA
結構、気に入ったバギオのYMCA。
何よりも、ロケーションが最高なのである。バギオの目貫通りであるセッションロードは、目の前で徒歩1分。バーンハイム公園までもスグ歩くことができる。
大部屋を一人で独占状態。気兼ねなく、のんびりできる。なんか、最高じゃん!
入り口のガードマンもスタッフもめちゃめちゃフレンドリー。チェックアウトした後も、夜まで荷物を預かってくれた。
後ほど受付で確かめると、バギオのYMCAは、男女別の大部屋ドミトリー以外にも、ちゃんとスタンダードルームもある。
こちらは一泊1370ペソ。ま、自分には縁が無いけれど。