バンカピにある「ザ・モール バンカピ」(The Mall Bang Kapi)と「テスコ・ロータス」(Tesco Lotus)


2017年11月26日(日)午後

「バディ・マンション」(Buddy Mansion)に移動後、バンカピを歩いてみることにする。バックパックが壊れたので、購入しなければならないし、細々とした日用品も購入したい。

取り敢えず、大型ショッピングモール「ザ・モール バンカピ」(The Mall Bang Kapi)と、大型スーパーマーケットの「テスコ・ロータス」(Tesco Lotus)をチェックすることにする。

運河沿いの遊歩道を通って(The Mall Bang Kapi)へ

泊まっている「バディ・マンション」から「ザ・モール バンカピ」へは、大通りから行くこともできるが、恐らく運河沿いで歩けるはずと見当をつけると、果たして運河沿いに遊歩道があった。

運河沿いの遊歩道1

すると、運河の渡し船というか、筏のようなものがある。よく見ると、筏にロープが括り付けられており、そのロープを川べりにいる女性が自転車を漕ぐ要領で引っ張っている(笑)。利用料金は1バーツ。

運河の渡し筏

はるか昔、初めてタイを旅行した時、道端に体重計を置いて、1バーツで体重を計る商売があったことを思い出した。

運河沿いの遊歩道を歩くと、運河の傍らに池のようなところに茂る蓮が、運河ボートが通るたびに、大きく揺れる様が印象的。運河の水べりの風景が印象的。何でもないようだが、水べりを見ると落ち着くのだ。

運河沿いの遊歩道1

遊歩道の壁には、ペインティングがあり、スマホで写真を撮っているタイ人の姿も。

運河沿いの遊歩道2

バンコク中心部のプラトゥーナムからのアクセス

遊歩道を10分ほど歩くと、センセーブ運河ボートの桟橋・船着き場がある。「ザ・モール バンカピ」は、運河ボートの桟橋にほぼ直結したような感じになっている。

プラトゥーナムから「ザ・モール バンカピ」まで運河ボートで来た場合、所要時間は30分から45分ほど。運賃は20バーツ程だったと思う。

プラトゥーナムから「ザ・モール バンカピ」まで運河ボートで来た場合、気をつけたいのは帰りのボート。

「ザ・モール バンカピ」からプラトゥーナム行き運河ボートは、かなり早めに終わってしまう。明るいウチを目処にボートの船着場に戻らないと、帰りのボートが無い、という事態に陥ってしまう。

1日遊んで過ごせる「ザ・モール バンカピ」(The Mall Bang Kapi)

「ザ・モール バンカピ」の入り口は、運河側からだとちょっと分かりづらい。駐車場のようなエリアに入ると、入り口がある。警備員に営業時間を確かめると、朝の10時から夜の10時までの営業。

「ザ・モール バンカピ」の入り口

「ザ・モール」は、バンコクの有名ショッピングモールの「エンポリアム」や「エムクオーティエ」と同系列の郊外大型モールでタイの大都市に展開している。

「ザ・モール バンカピ」は、確か1990年代半ばにオープンした大型ショッピングモール。客層は、完全に地元のファミリー連れや学生、あるいはカップルなどのタイ人。日本人をはじめ外国人の姿はほとんど見かけない。

ザ・モール バンカピの様子

1階の吹き抜けとなっている箇所には大きな池と滝まである。池には鯉と巨大な魚がいる。日本では、あまりなじみのない大きな魚なので、初めてみるとびっくりするが、タイでは観賞魚として非常に有名な魚。かなり高額な値段で取引されているそうだ。

家族連れやカップルのタイ人たちは、ショッピングの合間、池の周りでのんびり過ごしている。

ザ・モールのフードコート「THE MALL FOODHALL」

次に腹ごしらえ。「ザ・モール バンカピ」内のフードコート「THE MALL FOODHALL」に赴く。

「ザ・モール バンカピ」内のフードコート

フードコートは、もちろんクーポン制。フードコート付近にあるカウンターで、現金を渡すと、カードにチャージしてくれる。フードコート内にある好きな店で注文して、カードを渡すと、料理の料金がカードから引かれる仕組み。

野菜炒めと目玉焼き+ライスを食べると、これがメチャ美味しい! 口に入れた瞬間、舌が喜ぶのが分かる。たったの50バーツ。タイはやっぱりいいなぁ。

「ザ・モール バンカピ」フードコートで昼食

ところで、100バーツをカードにチャージしたはずなのに、レシートを見ると90バーツしかチャージされていない。カードのデポジット代金として10バーツが差し引かれている様子。

後記:カード代金として徴収された模様で、カードを返却しても10バーツは返って来ず。

何でも揃う「ザ・モール バンカピ」

2階には、比較的最近、進出した「ユニクロ」がドーンとある。東南アジアの大都市のショッピングモールでは、もうすっかりお馴染みだ。

「ザ・モール バンカピ」内のユニクロ

上の階には、スマホ・携帯ショップが集まった「モバイル・モール」(Mobile Mall)、家電やパソコンショップが集まった「パワー・モール」(Power Mall)もある。

「ザ・モール バンカピ」内のスマホショップエリア

「ザ・モール バンカピ」内の家電・PCコーナー

4階にはシネマコンプレックスがあるほか、かなり大きめの室内遊具エリアもあり、タイの子供たちで賑わっている。

それにしても、広い。ファッション衣料、家電ショップ、スマホショップ、レストラン、フードコート、シネマコンプレックス、スーパーまで何でも揃っている。屋上には、かなり大きなプールまで備えている。

「ザ・モール バンカピ」内で一日過ごそうと思えば、過ごすことができる。

食事に関しても、フードコート以外にも、ココイチ、FUJI、8番ラーメン、やよい軒、大戸屋、coco壱番屋、などなど日本食レストランも多い。タイスキで有名なMK、あるいはスターバックス、マクドナルド、ダンキンドーナッツなどもある。

店内を覗いてみると、日本食レストランにも、ローカルなタイ人客でかなり賑わっている。日本食は、本当にタイで定着しているなぁ。

屋上には巨大なプール施設まである。ちゃちなプールではなく、巨大なウォータースライダーから、ディズニーシーのような山まである。本格的なアミューズメント施設。水着を持参すれば、一泳ぎできる。料金は大人一人200バーツ。

まさにエンタテイメント施設を兼ねた大型アミューズメント・ショッピングモールだ。

後記:2017年暮れ辺りからタイでもブレイクしたBNK48。その劇場「The BNK48 Campus」が2018年春、「ザ・モール バンカピ」の4階にオープンするそうです。劇場、ショップ、カフェを併設し、座席数450席。鑑賞券は400バーツだそうです。これを機に、「ザ・モール バンカピ」も有名になるかも?

バンカピにある「テスコ・ロータス」(Tesco Lotus)で日用品の買い出し

バンカピの「テスコ・ロータス」(Tesco Lotus)

「ザ・モール バンカピ」をブラブラした後、近くにある「テスコ・ロータス」(Tesco Lotus)に行ってみる。

大型スーパーマーケット「テスコ・ロータス」は、タイの会社と、イギリスのスーパーマーケット「テスコ」とのジョイント・ベンチャー。バンコクには20店舗以上、展開している他、バンコク以外にも約30店舗ある。

こちらも、とにかくでかい。2階がスーパーとなっており、まとめ買いしているタイ人のお客さんが多い。

「テスコ・ロータス」バンカピ店

ボールペン3個(15バーツ)、メモ帳(15バーツ)、シャンプー、歯ブラシ、歯磨き粉など日用品の買い出し。タイ滞在時の必需品とも言える「蚊対策」として、スプレーとオイルも購入した。

さらに、スナック菓子やつまみなどを買い込むと、合計842.75バーツ。んげっ!

タイは宿、食事が非常に安く、旅行者の間では、東南アジアで最もコスト・パフォーマンスが良い国として認知されている。

だが、しかし。

タイの旺盛な消費文化・意欲というトラップがある(苦笑)。とにかくモノが溢れているので、いくらコスト・パフォーマンスが良くても、すぐお金を使ってしまいがち。気をつけねば。

アルコール類もあったが夕方5時前だったので購入できず。ソムソノの小瓶の値段を見ると123バーツ。ホントンの小瓶は139バーツだった。ふむ。

「バディ・マンション」に戻る途中、7-11でタバコを購入するついでに、ホントン小瓶の値段を確かめると、テスコと同じく139バーツだった。

7-11の軒先に出ている屋台で、野菜たっぷりのグリーンカレー(40バーツ)、明日の朝食用のマンゴーライス(40バーツ)を購入。

部屋に戻ると、近くのモスクからアザーンが聞こえる。テラスから夕焼けを見ながら、一杯やりつつ夕食。まだ旅行2日目だ。これから約3ヶ月の旅行が楽しみだ。

バンカピの運河沿いにあるモスク